2004/9/01
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マリモとは?
不思議な生き物・・・・・

マリモは糸状体の集合体

糸状体
マリモをバラバラに分解していきますと最終的には 左のような木の枯れ枝のような棒状の植物細胞の集まりになります その1つの長さは5o前後で 中心の幹のようなところから数本の枝細胞がでてきます フジマリモはこの枝が細く少ないのが特徴で見た目がふんわりと見え触感が柔らかく毛糸玉のようです 逆に阿寒マリモは枝が太く、枝分かれが多くなりますそのため阿寒マリモは硬く締まっているビロード状の物が多いのです
A:  阿寒湖産マリモの糸状体先端の写真
B: シラルトロ湖産マリモの糸状体先端写真
C: 山中湖産マリモの糸状体拡大写真
D: 河口湖産マリモの糸状体先端写真
マリモとは、無数の上記写真のような淡水産植物で藻の一種(緑藻網種・シオグサ目・シオグサ科)の集合体です そのため葉緑素により光合成や水中からの栄養素吸収等を行っています 水中の二酸化炭素を吸い酸素を放出します なのでマリモの元気の良い物は、右の写真のように酸素の付着が多いのです。この酸素の付着等により重心が変化しマリモが自転し丸くなることも分かってきました。そしてマリモの浮遊運動(浮いたり沈んだり)も起こります。



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